ザ・リッツカールトン東京


◆タワーヴュー・クラブキング
【プラン】公式HP
【料金】58,905円(宿泊税200円別)
【日時】2008年1月

☆シャワーブース…○
☆バスローブ…○
☆ターンダウン…○
☆LAN…?
☆JALマイル…×     

 2007年3月に開業したザ・リッツカールトン東京。私はリッツに対しては妙な反感がありまして、「富裕層上位1%を対象」にしている、「リッツ的なおもてなし」等と聞きとなぜかカチンときていました。なので、宿泊の対象からはずしていました。開業直後の評判の悪さもあります。
 とはいえ、批判をするにも実際に利用してみなければ、その根拠がありません。なので宿泊することにしました。予約を試みます。そんな細かくはチェックはしてなかったのですが、2007年は休前日も平日も変わらない同一価格だったように思います。2008年になり、過去の客室稼働率をみて、客室料金の調整に入ってきてるようです。
 そういえば、マンダリンオリエンタル東京も開業当時は平日と休前日の2種類の料金しかりませんでした。現在ではかなり細かく(高くなっていますね)、料金を設定しています。

 で、一休ですとデラックスルームの朝食付きプランが約6万3千円でありました。ほどなく、シングルユースが一休から消えます。なので公式サイト(英語)をチェック、大体同内容同料金のプランがありました。しばらくすると一休よりシングルユースのプランが復活しますが、ルームサービスの夕食付で7万円のプランのみ?となっていました。(その後また一休よりシングルユースが消えます。)
 とりあえず、一休で予約しましたが、他のホテルの宿泊もあり、結局キャンセルします。

 
 
 そうしているうちに、1月になり、一休をチェックしていますと、クラブフロアなのに通常フロアと同額なるプランが出ていました。確かに同額で5万5千円ほどでした。クラブデラックスルームはラックレートで約10万円、インターネット価格で約6万6千円〜7万2千円なので確かにお得です。ただ、安いといっても5万円台ですので高いこと高いですね。しかし、一休にはシングルユースプランがありません。

 なので公式サイトをチェックしました。公式サイトには一休には出ていない(東京)タワーヴューなるカテゴリーがありました。どうせなら、お得金額の時になかなか泊まれない方に泊まろうと、タワーヴューのクラブデラックスを予約しました。プラス4000円ほどです。

 

 東京ミッドタウンも初めてです。ホテルまでのアクセスが分かりにくいと聞いていたので、特に下調べもせずホテルに向かうと、どうなるかというのをチェックするのもあります。地下鉄大江戸線にてアクセスします。8番出口へ。地上に出るまでが大変です。あとは、ミッドタウン内にはいれば何とかなるでしょう。誰にも尋ねず、ホテルに向かおうと思っていましたが、トイレに行きたくインフォメーションへ。案内図みたいのをもらってしまって、大体の位置関係が分かってしまいました。
 目立たないミッドタウンタワー(ホテルがあります)へ向かう入り口に入ります。エレベーターがあり乗ってしまいました。4階までしかありません。宴会棟専用でした。こじんまりしたロビーにたいのをすり抜けると、ありました。メインエントランスが!
 外から入ったのではないのでスタッフに気が付かれません。エレベーターへ行きます。45階へ。出るとロビーラウンジの脇となり、すぐフロントがあります。今回はクラブフロアなので、そばの男性スタッフに声をかけます。若い女性ベルにバトンタッチされ、最上階53階のクラブラウンジへ向かいます。

 クラブラウンジに入るとすぐカウンターがあり和服の年配の女性がいます。そちらでチェックインを行うわけではなくラウンジ内のテーブルで手続きを行います。3時過ぎでしたが(チェックインは午後3時より)かなりのテーブルが埋まっており、窓際ではありませんでした。

 いきなりの手続きとはならず「お飲み物は?」周りを見るとシャンパンらしきものを飲んでる人が多いです。しかし、そこをおさえ、オレンジジュースにします。そのあと、オレンジジュースとお絞りを持ってきてくれます。そしてテーブルでのチェックインとなります。
 その後、紅茶を注文します。リーフティーではなくティーバッグでした。一応、ティータイムのフードをチェックします、プチケーキ、スコーン、バーガー形ミニサンド、クッキー、フルーツパンチ等があります。
 そばのテーブルは20代と思われるカップルが2組。女の子がケーキ類をとりまくっています。曇りなためともともと照明を抑えているためか、ラウンジ内はちょっと暗い感じがします。そして、部屋に向かいます。クラブフロアの女性スタッフが案内してくれました。ラウンジと同じ53階です。

 

東京ミッドタウン内ですね。
ミッドタウン内よりリッツカールトンに続く入り口です。
かなり、地味な案内です。
中に進むとまた入り口があります。写真にはありませんが、中に入ると宴会棟専用のエレベーターがあります。
メインエントランス、車寄せです。私はここからは入りませんでした。
エントランス中央には枝ものつかったアレンジメントが飾られています。
現代アートですかね。
エレベーターホールにある台です。なんとなく撮影。
エレベーターですね。
45階にあるフロントです。
右手がロビーラウンジになります。手前の左手がエントランスからのエレベーター、客室に向かうエレベーターになります。
奥の左手にレストラン等があるんですかね。利用しておりませんので分かりません。
現代アートなオブジェです。
今回はクラブフロアなので、カードキーの挿入が必要です。もしかしたら、通常フロアでも、セキュリティ上カードキーの挿入が必要かもしれません。
エレベーターホールにある電話。ブランドの確認は忘れました。おそらく北欧の有名ブランドでしょう。
廊下ですね。
ここから、客室となります。客室のタイプはこのホテルで一般的なデラックスルームと同じとおもわれます。
キングサイズのベッドです。
ベッドの半分にベッドスローがかけられえいます。そして、円筒形のクッションです。
ベッドサイドにはアナログ時計と…
はじめ灰皿だと思ったものがサイドテーブルにあります。おそらく、アクセサリー、腕時計、眼鏡等を置くケースでしょう。
窓側にはオッドマン無しのソファーはが二つ、それにテーブルです。窓に東京タワーが写っているのが分かるでしょうか。カーテンはレース、遮光カーテンともに上下移動電動式タイプでした。
マガジンラックもあります。
ベッドの向かい側にクローゼットにはさまれた液晶TVがあります。
ソニー製ブラヴィオの40インチ液晶TVです。MXTV(UHF)も視聴可能です。地デジ、BSデジタルに対応しています。
DVDプレイヤー(ソニー)も標準装備です。DVDを見るための切り替えが面倒でした。AVボタンを押した後、DVDボタン?を2回連続押す必要があります。
バスルーム側の壁にデスク兼テーブルがあります。
上側の茶色の冊子はホテルの案内やルームサービスのメニューとなっています。電話とメモ帳等もあります。
デスクの脇にはこのような端子があります。
AVケーブルやLANケーブル等もそろっています。
持参のiPOD NANO第3世代を接続した様子です。
専用オーディオスピーカーは確かなかっと思います。
デスクの引き出しにはレターセットなどがあります。
ドア付近より中を撮影しました。右側がバスルーム、左側手前にミニバーがあります。
バスルーム内よりミニバーを撮影しました。
モダンなデザインの茶碗と急須、電気ポットです。
ティーカップにティーバック、インスタントコーヒーです。写真では分かりにくいですが、砂糖は大阪のリッツと同じスティック状のタイプです。
スナック等があります。チョコレート等が2100円でした。
グラスの種類は豊富です。ワイングラス、口がすぼんだブランデーグラス?、オンザロック用、アイスペールの奥にある同じような口の広いタイプのグラスと計4種でしたね。
冷蔵庫です。ミニバーのことを[honor bar]と呼んでいます。スーパードライとプライムタイム、エビス、プレミアムモルツ等のビールとなぜか同額で840円(税込サ10%別・以下同)、シャンパーニュ6300円、赤白ワイン4775円、缶コーラ等630円、100%ジュース1890円、エヴィアン630でした。ウィスキー、ジン等は1260円、レミーマルタンは50400円でした。
クローゼットはベッドルーム内にあります。TV向かって左側にあるのがこちらです。
バスローブです。このバスローブが最高です。かるくて肌さわりも良かったです。タオル地を裏地にすることにより軽くしているのですね。
ふかふかのスリッパです。
こちらはTV向かって右側のクローゼット内です。ハンガーがありません。
ブラシや靴べら等が入ったボックスです。
引き出しの中にはセーフティボックスがあります。
こちらはパジャマです。大阪の方がよかったかな。
べッドルーム側からドア側を撮影しました。
カードキーとキーケースです。
フロア図です。単純な方形ではなく、結構ゆがんだ形をしています。下側がタワーヴューです。左上側の広いスペースがクラブラウンジです。同じく左下側の広いスペースはプレジデンシャルスイートです。
ターンダウン後のベッドです。ベッドスローをはずし、ハンガーがない側のクローゼットに収納します。
カーテンはたしか開いたままだったような。
ベッドサイドにグラスとVOSSのミネラルウォーターとチョコをセットします。反対側のサイドテーブルの時計をベッド側に向けます。ミネラルウォーターのサイズがちょっと小さい感じがします。(240t)
サイドにフットマットを敷き、スリッパをそろえます。
ベッド足元の台にTVリモコン、ルームサービス(朝食)の注文票、ランドリー袋などを置きます。
明日の天気、温度等が記入されたカードをベッド上に置きます。
そして、氷の用意です。ただし、この氷夜11時くらいに水割りでも飲もうとみたら融けていましたね。ターンダウンは6時過ぎでしたけど、ちょっと融けるのが早すぎます。

 インルームダイニング…

コンチネンタルブレックファスト 2700円(税込サ10%別以下同)
ザリッツカールトンブレックファスト(アメリカン) 4100円
和朝食(ジュース無し、フルーツ付)4500円
ヘルシーブレックファスト(ジュース、ミューズリー、ベリー、フレッシュヨーグルト、全粒粉トースト、卵白のオムレツ、ハーブティー)値段のメモ忘れる


その他は

タイ風グリーンカレー 2900
ビーフカレー 3200円
クラブサンドイッチ 3200円
ハンバーガー(ポテト付)3000円
松花堂弁当 6000円   などありました。

 フランクニコルソンがデザインした客室はシンプルで、特に驚きはありませんでした。雑誌等で紹介されすぎて、見慣れているのもあるかもしれません。最近開業したペニンシュラ東京が和テイストを随所に取り入れているのとは違いましたね。52uあるというデラックスルームがバスルームに大きくスペースを割いているので、ベッド回りはそれほど広く感じません。クローゼットをベッドルーム内に入れ、ミニバーをアプローチ部分にあるのがちょっと変わっているかな程度でした。

 バスローブは軽くて、最高です。しかし、パジャマがそれほどでもありませんでした。
無料のお茶等のなかのコーヒーがインスタントでした。コーヒーメーカーくらい置いて欲しい。無料のミネラルウォーターも備え付けておらず、ターンダウンまでないのは困るな。今回はラウンジが利用できたので問題ありませんでしたが…
全体に驚きはありませんでしたが、利用してみると快適であった、こんなところでしょうか。

 

 

 


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